「ストレスと付き合う」カテゴリーアーカイブ

ストレスの耐性は人それぞれ

さて、ストレスと上手く付き合う方法の第5条では、自分のストレスを理解する!という項目を立てました。

何がストレスなのか?

これは大体、誰でも検討がつきます。

もちろん、人の数だけストレスの種類はありますが、大雑把に言ってしまえば人間関係、仕事関係、家庭内の問題、金銭問題、恋愛関係など、ある程度のジャンル分けは可能となります。

ここで不思議なのが、同じようなストレッサーを体験していながら、自分だけはストレスとなり、他の人はそれがストレスとならない場合があることです。 続きを読む ストレスの耐性は人それぞれ

カミングアウトでストレスの予防を

前項では自分のストレスを理解することが大切、他の人と必ずしもストレスの耐性が同じではない、と説明しました。

この項では、例を上げて他の人とストレス耐性の違いにおけるストレス予防法を説明しましょう。

仕事を例にすれば、必ず仕事の内容に向き不向きがあります。

本来であれば組織が人員の適正を考慮し、適所に配置すれば効率は上がるのですが、組織の機能や能力が低いと実現が難しく、時には本人の意向に関わらず不適所に配属されるのはよくあることです。 続きを読む カミングアウトでストレスの予防を

恋愛もじつは大きなストレッサーを抱えている

自分のストレス耐性の弱い部分を先にカミングアウトしてしまうのは仕事だけに有効な手段ではなく、ストレスの予防策としていろいろな方面で活用できます。

たとえば恋愛とか。

恋愛は仕事や人間関係に劣らぬほどストレスを生じさせます。

好きな異性が前にいればドキドキしますが、これは突発的な現象によってアドレナリンが大量放出、身体的な危険察知を知らせて闘争か逃走の選択を迫る兆候と前述しました。

異性を前にして分泌されるドーパミンの闘争本能とは、すぐに異性を自分の遺伝子パートナーとして選ぶための求愛行為を行うこと。 続きを読む 恋愛もじつは大きなストレッサーを抱えている

好きになったら無理をしないでカミングアウトを

恋愛のストレスに対する予防策も仕事と同じようにカミングアウトしてしまうことです。

好きな異性を前にしてドキドキすると、アドレナリンの分泌がさらに活発化、逃走か闘争の本能が強まってしまい、うまく話せない、好きという感情を伝えられない、などのストレッサーを発生させてしまいます。

さらに次は上手く話そうとか、必ず好きという感情を伝えるなど、自分を追い込んでプレッシャーのハードルを高くしてしまう傾向にあります。

結果、男性でも女性でも自分に不釣合いな洋服を選んだり、経験もないのに高級なレストランに連れていって恥をかいたり、などさまざまな失敗を重ね、自己嫌悪に陥るわけです。 続きを読む 好きになったら無理をしないでカミングアウトを

耐性が強いからといって必ず成功するとは限らない

ストレスと上手く付き合う方法の第6条は、ストレスは経験値を高めるチャンスだと思え!です。

前項では恋愛もストレスの対象であり、恋愛経験の少ない人はそれをカミングアウトすることでストレスの予防策になると紹介しました。

仕事の項では自分はストレスを感じているのに同じ環境下でもストレスを感じない人がいると前述していますが、恋愛でも同じく素敵な異性が目の前にいる場合でも、いつもと同じように、あるいはそれ以上に饒舌になったり、普段とは違う態度を取れたりする人もいます。

もちろん、これらの人でも若干のストレスを持っていますが、ストレッサーに対して耐性があるのでプレッシャーにも強いわけですね。 続きを読む 耐性が強いからといって必ず成功するとは限らない

ストレスを商品開発という仕事に当てはめてみると

ストレスと上手く付き合う方法の第6条、ストレスは経験値を高めるチャンスだと思え!について、ひとつ例を上げます。

ストレスの仕組みを仕事のプロジェクトに当てはめてみます。

商品開発が原因、コストや納期、クオリティなどがストレッサー、良い商品を限られたコストや納期の間に開発しなければならないというのがプレッシャーとなり、開発担当者たちにストレスを与えます。

一方で、コストや納期も自由で商品開発を行え、というプロジェクトを立ち上げます。

その結果、どちらが良い商品を早く仕上げることができるでしょう? 続きを読む ストレスを商品開発という仕事に当てはめてみると

几帳面な人がストレスに陥りやすい理由

ストレスの耐性が弱い人は几帳面な人が多いといいます。

逆にストレスの耐性が強い人は少しいい加減なところを持っている人、ともいいます。

世の中、というか日本はなんでも血液型に当てはめるのが好きなので、ストレス耐性をこれに当てはめてみると、もっともストレス耐性が弱いのはA型となり、ストレス耐性が強いのはB型、と言われています。

確実な統計を取ったデータは見当たらないのですが、それでもこの結果にうなずく人は多くいるでしょう。 続きを読む 几帳面な人がストレスに陥りやすい理由

几帳面型とズボラ型の大きな違い

前項では几帳面型とズボラ型のストレス耐性をテストの点という例で検証を行いました。

本項はその続きです。

さて、几帳面型は「なぜ10点足りなかったのだろう?」と疑問に持ち、テストの回答合わせや自分の間違ったことに対してなぜそうなったか、という検証を行います。

もちろん反省するのはいいことですし、検証することで同じ間違いを防げる可能性は高くなります。

しかし「なぜ10点足りなかったのだろう?」という疑問の前段には「90点を取れるための勉強をしたはずなのに」という言葉が含まれています。 続きを読む 几帳面型とズボラ型の大きな違い

几帳面型がズボラ型の真似をすれば?

前項では原因やストレッサーが同じでも、ストレスに対する考え方の違いがプレッシャーへの耐性を変えてしまう話をしました。

几帳面型がズボラ型になれるわけではありませんし、またなる必要もありません(また、なりたくもないでしょうけれど)。

しかし几帳面型がストレスやプレッシャーの耐性が弱く、逆にズボラ型は耐性が強いのは事実です。

そこで几帳面型が耐性を強くするならば、ズボラ型の一部分、つまり終わったことに対する必要以上の検証を行わない姿勢を真似るというのも、ひとつの方法です。 続きを読む 几帳面型がズボラ型の真似をすれば?

ストレッサーやプレッシャーには強くなれてもストレスは避けられない

ストレッサーやプレッシャーの耐性を強くすると、確かにストレスの発生を押さえることができます。

しかし、ストレッサーやプレッシャーの耐性はある程度、経験値によって強めることはできますが、ストレスそのもの、つまり身体的反応は自律神経系によって発生するので鍛えることはできません。

自律神経系はストレスが発生すると危機的状況に対して身体を適応させるため、闘争するか逃走するか、という選択肢を迫りますが、その際、身体を緊張させるためにアドレナリンを分泌させるだけでなく、筋肉が素早く動けるように酸素を送り、身体の温度を上げます。 続きを読む ストレッサーやプレッシャーには強くなれてもストレスは避けられない

交感神経系が活発になれば身体的影響が大きくなる

自律神経系には主に交感神経系と副交感神経系があります。

それぞれ相互作用していますが、ストレスに関して言えばストレッサーやプレッシャーに対応しているのは交感神経系で、その活動を抑え、身体の調整を行うのが副交感神経系です。

身体的危機状況と脳が判断すると交感神経系は活発になり、逃走と闘争を選択させるためにアドレナリンを分泌、相手の行動をよく見るために瞳孔を拡大させ、呼吸を早めるために気管支を拡張、さらに運動能力を高めるために大筋群に血液を多く運び、胃腸の働きを抑制します。

緊張状態が長く続くと空腹感がないのは交感神経系が働いているからです。 続きを読む 交感神経系が活発になれば身体的影響が大きくなる

副交感神経系が持つ補給とメンテナンスの役割を自覚する

ストレスが強くなると自律神経は交感神経系を活発にするという話を前項でしました。

交感神経系は闘争か逃走を選択させるために身体を準備します。

しかし、この準備期間が長くなるほど身体に悪影響が及びます。

筋肉への血流を多くするために血管を縮小させて血圧を上げるので、心筋症や高血圧の危険が高まることがもっとも危険な因子となりますが、それ以外でも胃腸の抑制を行うので緊張が解けた時の暴飲暴食による胃腸障害、緊張時間が長いために副交感神経系への切替がうまく行われず不眠症になることもあれば、緊張が解けた時の大きな倦怠感に襲われることもあります。 続きを読む 副交感神経系が持つ補給とメンテナンスの役割を自覚する